ⒶⅤ では、人々が惹きつけられる
「イノベーション普及の法則」と呼ばれるものを紹介します。。
もし知らないなら,覚えてってね。
人口の2.5%は、①イノベーター (革新家・新しい作り手・ニュータイプ)と呼ばれる人達。
13.5%は、②アーリーアダプター (イノベーターを、早い段階で採用・受容) する人達。
34%は、➂アーリーマジョリティ(慎重派)
34%は、④レイト マジョリティ (新製品に懐疑的)
16%は、⑤ラガード (普及してから購入)する人達。・・・沈没した潜水艦の意。
ラガードがプッシュホンを買う理由は、ダイヤル式が買えなくなったからです。(笑)
人は皆、この軸上の色々な時点に、位置づけられます。
この法則が教えてくれる所は、アイデアを受け入れて欲しいなら、
②➂の市場浸透率が必要だという事です。そこまでいくと状況が一変します。
「正しいビジネスのコンバーション(=ゴールにしている成果)はどれ位❓。」、
とよく聞かれます。専門家は自慢げに、「10%」と教えてくれます。
でも10%までの相手は、直感で飛び付いてきます。
問題は、売り込まなくても飛び付く人と飛び付かない人の、違いです。
特に②と➂の人の中で、惹きつけられるかが、カギです。
②と➂の人が、トライする気になるのは、
「誰が、他の人より先に試したか❓」という事です。
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①と②は、世界に対して、信じる事に基づいて直感的に判断する事を好みます。
入手が難しくても、関係ありません。iphoneが登場した時、6h並んで買う人達です。
次の週になれば、歩いて店に、すぐその場で買えるというのに・・・💦
こうゆう人達が、薄型📺に、400万も払うんです。
その技術が標準になっていなくても、お構い無しです。
彼等がそうするのは、技術がすごいのが理由では無く、自分達の為です。
一番乗りをしたいんです。
それを信じている事を示す為に、行動しているんです。
6hも立ちっぱなしで過ごす訳は、他の人にも、自分の信念を見せたいんです。
(紳士的な礼と微笑みで・・・)「I AM FIRST.🩷」と
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それでは、イノベーション普及の法則の、有名な失敗と成功例を見てみましょう。
まずは失敗例です。これは商品の例です。
前にも言いましたが成功のレシピは、金+人材+市場環境です。
これが揃えば成功します。
TiVoが登場したのは、1999年で、
市場に投入されている唯一の、高品質製品でした。
断然、間違いなし! 資金調達も極めて順調でした。
市場の状況も、素晴らしかった。
TiVoは動詞になりました。
「私は、いつも【スゴ録】でTivoってるよ(⋈◍>◡<◍)。✧🧡」って。
でも商業的には失敗でした。
お金を生み出せなかったのです。
株式公開した時の株価は、30~40ドルでしたが、
急落して、10ドル以上で取引される事は、もうありません。
お判りのように、TiVoが製品を投入した時には、
彼等は、それが何か【what】を説明しました。
「生放送を一時停止したり、cmをスキップしたり、巻き戻して見たりできるTVです。」
「どんな番組が好きかを、頼まなくても記憶してくれます。」
○ 疑い深い大衆は、思います。
「信じられないね。そんなのいらない。気に入らない。パッとしない商品だ。」
しかし、もしTiVoがこう説明したら、どうでしょう。
「自分の生活のあらゆる側面を、自分でコントロールしたいという方には、
ピッタリの製品が、ココにはあります。」
「生放送を一時停止したり、cmをスキップしたり好みの番組を記憶します。等々。」
人は、【何を(what)】ではなく、【なぜ(why)】に動かされるのですから・・・。
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次に成功例を見てみましょう。
1963年夏のこと、
25万人もの人々が集まって、ワシントンの通りを埋め尽くし、
キング師の演説に耳を傾けました。
招待状が送られた訳でもなく、
日々告知されるwebサイトもなく、一体どうやったのでしょう❓。
キング師だけが、偉大な演説家という事もありません。
市民権運動以前のアメリカで、彼だけが苦しんでいた訳でもありません。
実際、彼のアイデアの中には、ひどい物もありました。
でも彼には才能がありました。
彼はアメリカを変える為に、何が必要かを語らず、自分が信じる事を語ったのです。
「私は信じてる、信じてる、信じてる。」と語りました。
彼が信じてる事を信じた人が、彼の動機を自分の動機とし、他の人にも伝えたのです。
そして組織を作った人もいました。
そしてなんとまあ、25万人が集まったのです。
その場その時に彼の話を聞くために・・・。
その中で、キング師の為に集まった人は何人いたのでしょう。❓
【ゼロ】 です。
皆、自分の為に集まったのです。
彼ら自身がアメリカに対して、信じる事の為に、
8hバスに揺られて、8月の炎天下の中、集まったのです。
それは、自分が信じる事の為です。
白人と黒人の為では、ありません。聴衆の25%は白人です。
キング師は、
「この世界には、神によって作られた法と
人によって作られた法がある。」と信じていました。
そして、「人の法が神の法に整合するまでは、世が公正になることはない。」と信じていました。
市民権運動は、たまたま彼の人生の目的を果たす上で、完璧な追風でした。
皆がついていったのは、彼の為ではなく、自分の為です。
その中で、「私には、夢(dream)がある。」という演説をしたのです。
「私には、プランがある。」・・・という演説ではありません。
現代の政治家の12項目の、総合計画と比べてください。(市ごとに策定されています。)
誰かの心を、動かせるものではありません。
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リ-ダーと導く人は違います。
リーダーというのは、 権威や権力の座にある人です。
でも導く人というのは、皆を動かすのです。
個人であれ、組織であれ、我々が導く人に従うのは、
MUST(have to)しなければならないからではなく、
WANT TO そうしたいからです。 !!!!!Σ(゚Д゚)
導く人に従うのは、彼の為ではなく、セルフの為です。
・
そして、私達は なぜ周りの人を動かせるのかを観察し、
更に、 人々は、周りを動かす人を見出せる力を、発見したい生物なのです。
👏 thank you very much. 💜
※ 以上が、サイモン・シネックのTALKに、なります。
次回は、脳に、扱われる人生を、送るのか❓
扱う人生 を、選択するのか❓・・・という題名で、
サイモン氏が本当に言いたかった事は、何なのかを本質的に、考察していきます。
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